モアブログアーカイブ【燃え上がれ清五郎】止まらない時間、変わらない想い

モアブログアーカイブ【燃え上がれ清五郎】止まらない時間、変わらない想い

この記事は、新潟日報モア「サポーターブログ」の再掲載です。序文はこちら

【燃え上がれ清五郎】止まらない時間、変わらない想い

2013年12月05日

みなさん、先週末はいかがお過ごしでしたか? 現地で声を枯らして応援していた方も、テレビの前で画面に喰らいついて叫び声を上げていた方も、残念ながら用事があってリアルタイムで見ることができなかった方も、全てのアルビサポーターがこれ以上ない喜びを噛みしめていたことと思います。
先日の横浜Fマリノス戦は、僕にとっても、これまで経験してきた中で最も印象に残ったアウェー参戦となりました。おそらくこれからの人生のうちでも、この試合を超える感動にはそうそう出会えないだろうってくらいのレベルで。

それにしても、勝てば優勝というチームを相手にしたアウェーの大舞台で、0-2で完封勝ちするなんて、僕らのチームは本当に強くなりましたね! 戦術や個々人の技術といったサッカー的な事はもちろん、メンタル面でも相当に強くなったという証しでしょう。スタジアムで見ていると嫌でも気づく、横浜FMが攻める方のゴール後ろに集まった報道陣の、そりゃもうハンパない数。かたや、新潟のゴール裏に陣取るカメラマンは数えるくらいのチラホラ…。その現実に、我々サポーターは反骨精神がふつふつと湧き立ってきましたが、何より選手たちはそうした種々のプレシャーを撥ね退けるだけじゃなくて、力にして戦い結果を出したのだから、本当に良くやったと思います!
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 僕にとってこの試合がとても想い出深くなったのは、もちろん6万人を超えるスタジアムでマリノスの優勝を阻止する勝利をあげたという事もありますが、何よりも新潟大学の学生たちとバスツアーを組んで一緒に応援する事が出来たからです。もともとこの企画は、以前このサポーターブログに登場した新大4年生の小山くんが立案した物で(小山くん担当のブログ記事)、「新大プロジェクトのメンバーでぜひ一度アウェーバスツアーをやりたい」という彼の願いを、彼自身が叶えたツアーでした。同プロジェクトは今年から立ち上がったので、4年生にとっては活動できる最初で最後のチャンス。もう一人の4年生で同じくこのブログを担当している田部井くんも、もちろんツアーに参加しました。僕はこのプロジェクトの顧問を担当しているので、ツアーに同行(引率?)したのです。

 このプロジェクトが立ち上がらなければ、当然ながら僕は小山くんと田部井くんに出会う事はなかったでしょう。その二人は、来年3月で新潟大学を卒業します。プロジェクトのメンバーすべてがそうですが、大学に入学すれば、いつか卒業が待っています。時間の流れは、誰にも止めることができません。だからこそ、「今このメンバーで何かをしたい」という想いから、小山くんが今回のバスツアーを実現させたのです。僕も参加する事ができて、本当にいい想い出になりました。ありがとう、小山くん!
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 我らがアルビレック新潟は、残念ながら天皇杯で敗退しているため、あと1試合で今シーズンが終了します。毎年この時期になると、「このチームで戦えるのもあと少し…」という台詞を耳にしますが、既に何人かの選手について、来季の契約をしない旨がクラブから発表になっています。寂しい事ですが、いつか別れはやってきます。そしてまた、来シーズンに新しい出会いが生まれるでしょう。そうやって、少しずつ変化を遂げながら前へ・上へと向かって進んで行かなければならないのは、大学生も、プロチームも同じなんだろうと思うのです。
 
 先日のJ1昇格10周年記念イベントでは、新潟を離れていった選手・監督から、メッセージが届けられました。スタジアムでメッセージを見た皆さんに、彼らが今でも新潟に対して熱い思いを持っている事が伝わったと思います。その日、僕はサンクスデーイベントに参加した関係で、アラケンと直接お話をする機会があったのですが(ラッキー!)、彼は今埼玉県熊谷市でサッカースクールを運営しているそうです→フライハイサッカースクール。アラケンは、このスクールから新潟へ選手を送り出して、「なんとか新潟に恩返しがしたい」と語ってくれました。みんなそうやって、今でも新潟を愛してくれています。
 
時が流れ、それぞれを取り巻く環境が変わっても、新潟への想いは変わらない。アルビレックス新潟というチームを通じて、みんなずっと繋がっている。
 
大学を卒業していく4年生も、アルビレックス新潟を離れていく選手も、きっとまたいつかどこかで会える気がします。新潟に残っている僕たちは、これからもずっとここで僕らのチームを支え続けます。



渡辺英雄(わたなべ ひでお)
1973年生まれ。新潟大学法科大学院助手。新潟大学在学時からアルビレックス新潟のサポーターとなり、現在は新大アルビプロジェクトを教員の立場から取り組んでいる。また、ホームゲーム後に新潟県スポーツ公園内のレストラン「ラ・ピアンタ」で不定期開催している「サポーターズバー」の実行委員としても活躍中。

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