モアブログアーカイブ【Still growing up】ゴール裏どうよ?

モアブログアーカイブ【Still growing up】ゴール裏どうよ?

この記事は、新潟日報モア「サポーターブログ」の再掲載です。序文はこちら

【Still growing up】ゴール裏どうよ?

2013年09月24日


 まずはじめにことわっておくが、これは現中心部の総意でもなんでもなく、僕の個人的な意見であって、他のいわゆる中心部の若い人間はどう考えているかはわからない。

 
 先日ビッグスワンでこんなことがあった。50~60代の女性と20代の女性、4歳くらいの男の子という3人組がN73(中心部はN74)あたりで観戦していた。当然中心部から1ブロックしか離れていないため、周りは総立ちで声を出し跳んでいる。後半、男の子がウトウトしだし、50~60代の女性は座ってその子をあやしていた。そこで「何座ってるんだよ!立てよ!」と中心部から野次。さらにその子ども連れめがけて水までかけたような、かけてないような。
 
 試合中だったため、それはその場で収まったが、試合後に話す場面があり、50~60代の女性は若干パニックになってしまい、「この子が怯えて黙ってしまった」「アルビがこの子と一緒にいられる唯一の場所」「立って応援しろってルールに書いてあるの?」とまくしたてる。一方中心部側の人間は言い方が悪かったと謝罪はしたものの「次も同じことがあったらどうするのか」「応援しないのにそこにいるのか」「周りが応援している状況で座っていたら文句を言われて当然」と平行線のまま、結局その子ども連れは帰宅してしまった。
 
 状況だけ見ればこの子ども連れに同情しそうだけど、応援を組織する側の人間としては、ゴール裏(特に中心部付近)は声出す人間を揃えたい、応援できない、或いはしたくない、ゆっくり見たいという人は他の席で見てほしい、という気持ちは分かる。たしかに選手のため、より大きな声、拍手で応援したいし、なるべく90分声を出せて頑張れる人間が中心部付近にはいてほしいのかもしれない。ここはこういう場所だ、というのも分かる。極論、太鼓はメインで叩かないだろ?ということだ。

 
 最近、僕はコア層以外のライト層(普段は反対側で見てますとか、スカパー観戦とか、昔は行ってたんだけどね等)の話を聞くことが多くあって、やっぱり彼らからしたらゴール裏はどこか敷居の高い場所で、「勝手に行ってもいいの?」とまで言われたことがある。でも、最も多いというか、一番言われるのは「ゴール裏は楽しそう!一度行ってみたい!」なんだよね。特に僕らみたいな若い世代なんて一回連れてくれば一発でハマる。だけど、上に書いたようなことがあるとなかなか気軽に「そうだよ!来てみな!」とは言えない。
 
 僕はどちらかというと、10人の精鋭揃えるより100人のライト層集めて応援したい派で、武闘派みたいなゴール裏は、それはそれで良いとこもあると思うんだけど、あんまり好きじゃない。今のゴール裏は声量が落ちたなんてよく言われるけど、それは来ている人間に問題があるんじゃなくて、単純に人が減ったからだと僕は思うのね。だったら人を増やせばいい。これはゴール裏に限った話じゃないけど、ゴール裏は人の減りが声量に如実にあらわれる。あそこが盛り上がらなきゃスタジアムは盛り上がらない。そのためには開かれたスタジアム、開かれたゴール裏を作る必要があるんじゃないかな。ある程度の住み分けは必要だと思うけどね。
 
 一番あってはならないのが、今回のようなトラブル。お互い気持ちよくないじゃん?サッカーなんて言ってしまえばただの娯楽なわけで、僕らはそれに金を払って楽しみにきているわけで、僕はもっと楽しいスタジアム、もっと楽しいゴール裏を作りたい。後ろめたさなしに「アルビレックスは楽しい!ゴール裏で応援するのもすごい楽しい!」と言いたいわけ。そのためにはコア層もライト層もお互い歩みよるというかお互いに対しての理解とコミュニケーションが必要なんじゃないかな?
 
 と偉そうなことを言ってきましたが、僕もできていないので、楽しく頑張っていきたいと思います。

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中山優
新潟大学2年生。2012年シーズンはホーム・アウェイ全試合に行ったサポーター。
小学生のときから両親に連れられスタジアムに通う。
今年から新大プロジェクトを立ち上げ、大学生をビッグスワンに連れてこようと活動中。
また、新潟大学サッカー部現役選手でもある。

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