オレンジの日常【展望】第36節 愛媛FC戦

オレンジの日常【展望】第36節 愛媛FC戦

こんにちは。
別れる人もいれば一緒になる人もいて。
あいつの不幸は慰めつつ明るく笑い飛ばして、そいつの幸せは自分ごとのように心から祝福して。そうやって自分じゃない誰かの感情に思いを寄せる時間が結局一番充実しているというか、いい時間な気がするなとここ最近ちょっと思いました。
宮沢賢治の詩ように誰かのために東奔西走するほどがんばらなくてもいいとは思いますが(それができれば理想でしょうけど)、他人であっても近くの誰かに対して、少なくとも冷たい視線や態度は取らないようにしたいなとも、ここ最近改めて思いました。

低迷の愛媛

冒頭、なんだかそれっぽいことを書いてみましたが、特に深い意味はありません。何書こうかなと思って考えた末に字面の通り最近感じたことをそのまま書いてみただけです。まあとにかくなるべく穏やかでいたいなってそんな話です。

さて、本題入りましょう。
今節は36節、ホームに愛媛FCを迎えてのゲームです。
愛媛の方は前回21節での対戦で引き分けた後、4試合で1勝3分と負けなしを続け、しかも4戦連続完封とようやく安定し始めたかに思われました。
しかしその後今季ワーストの5連敗。しかも3試合連続4失点という散々な時期を過ごします。
11月に入った初戦で町田相手に久々の勝ち点3を得ることに成功しましたが、結局以降4試合は再び勝てないまま直近も連敗となってしまい、現在は勝ち点27の21位に沈んでいます。

10戦連続失点中

21位ということで、得点も30点でワースト3位、失点も51点でワースト6位とどちらも小さくない問題を抱えていると言わざるを得ないのですが、特にここ最近は10試合連続失点が続いているということで守備面の不安定さがより気になるところではあるのかなと思います。

失点の傾向としては、際立って失点に繋がっている苦手な形みたいなものはないようで、大体同じくらいの比率でセットプレーもクロスも繋ぎからもやられているようではあるのですが(それはそれで問題なのでしょうけど)、ここ最近の何試合かを見ていて気になったのは裏へ抜け出される形でした。
基本のやり方として、常に前線から激しくプレッシャーを掛けるスタイルのチームではありません。ただ、5-4-1でセットされたブロックはできるだけコンパクトに、且つ低くならないように押し上げています。
5-4-1で守る場合、それで低い位置にセットするとどうしても後ろに人数を割いている分、チーム全体が後ろに重くなってしまうということがあるので、そうならないようにというのは考えられているのかもしれません。

しかし、できるだけラインを高く設定することで生まれる背後のスペースに抜け出されて失点、ないしは大きなピンチを迎えることが何度か繰り返し見られました。しかもそれはロングボール、カウンター、ビルドアップからのスルーパスと、いずれのシチュエーションからも同じように抜け出されてしまっていました。
この甘くなりがちに見えた浅いラインの裏を新潟としては取れるかという部分は注目しておきたいですし、これができれば一気にビッグチャンスにもなりやすいですから、大いに期待したいところです。
特にビルドアップの際に内側へ入って高い位置を取るSBが機を見てスルスルっと抜け出すプレーは効果的なように思います。
またその事前段階、下準備として、ビルドアップからいつものように善朗や中島あたりがライン間でボールを引き出す形も狙っておくことで、相手がそこをより警戒するように仕向けることも大事になってくるかなと思います。

やっぱり高い位置での守備

攻撃面に関しては、以前と変わらずポゼッションをしながら主導権を握ろうとするスタイルであることに変わりはありません。ポゼッション率の数字がリーグ6位ということからもそれは十分に読み取れます。
しかし、ボールは持てるけれどフィニッシュの形までなかなか作ることができないところが玉に瑕であるということも、やはり以前からそれほど変わりはなさそうです。
得点比率の4割弱をセットプレーが占めているというのも、それだけポゼッションから攻めに出てセットプレーは取れていると見ることもできますが、攻め切れずにセットプレーで抑えられているとも言えるでしょう。

丁寧なビルドアップから縦パスを起点に細かい連携、またはWBがサイドを抜け出してラストパスといった綺麗な崩しの形を持っている愛媛ですが、新潟としてはやっぱりより高い位置から制限を掛けて、そういう愛媛の得意な崩しの形に持ち込ませないということが有効であり、求められることかなと思います。

前回対戦では愛媛が少し予想外の4-4-2で臨んできて意表を突かれた面もあったかもしれませんが、とはいえ前からの守備が連動しきれず、簡単にプレスを剥がされたり中盤で前を向かれたりといった形を作られて、愛媛のいいリズムを助長させてしまって苦しい展開を強いられた苦い記憶があります。
そういった前回の反省も踏まえつつ、相手がいつもの3バックで来るにしても、また意表を突く形で4バックにして来るにしても、アウェー山形戦や、ホーム北九州戦のような、連動して高い位置からプレスを掛けることをベースに、相手を見ながら外切りか内側を消して外へ追い出すかといったディテールをチームとして共有しつつ、守るではなく奪いに行けるといいのかなと思います。

最後に

残りのホームは今節含めて3試合ということですが、いよいよ11月下旬、そして12月のビッグスワンでのナイトゲームがやってきます。
今節に関しては、天気予報を見る限り夜でも15度近くまで気温が上がるということなので多少はよさそうですが、それでもまあ備えあれば憂いなしです。現地観戦の方は十分過ぎる防寒対策をしていきましょう。

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