越後の男なら【Preview】第37節 アビスパ福岡戦

越後の男なら【Preview】第37節 アビスパ福岡戦

始まってからちょっと経っちゃいましたけど、今月からいよいよBリーグの19-20シーズンが開幕しましたね。
しかし、新潟アルビレックスBBはここまで開幕5連敗と大変苦しんでおります。エースだったガードナーが移籍してしまったので厳しいシーズンになることは恐らく想定もされていたことだとは思いますが、それにしても苦しい。とにかくまずは1勝して、明るい前向きな雰囲気が生まれることを期待したいと思います。
そういえば新加入のパーキンズは左利きみたいですけど、バスケでも左利きの選手はちょっと違うリズム感があったり、周りとはちょっと違う感覚でプレーしているように見えたりする選手って多いのか気になってしまいました。シュートタッチがなんとなく柔らかいように感じたのは思い込みなのか、それともそういう左利き独特のセンスみたいなものがバスケでも何かしら関係しているのか。詳しい人に聞いてみたいところです。

アビスパ福岡

さて、サッカーのアルビレックスです。
アウェー連戦2戦目の相手はアビスパ福岡です。
前節の愛媛同様、ホームでの対戦では敗れている相手なのでぜひとも借りを返したいわけですが、そんな前回対戦を先に少しだけ振り返っておきます。
3月23日の第5節、気温8.5度。
そうでした、そうでした。まだまだ寒さでブルブルしながら見ていた時期です。そろそろまたそんな時期に差し掛かってくるわけですがどうか残りの試合は晴れてくれることを祈るばかりです。
ちょっと脱線しましたが、試合自体は決して悪くない内容ながらも、決定的なチャンスを逃し、さらに不運なジャッジもあり、終盤にセットプレーからやられて敗れました。神様を嘆くようなレビューを書いていたはずなのでもう少し詳しく思い出したい方はそちらもどうぞ。それを読んでどれくらい思い出せるかは請け負えませんが。

あれから半年ちょっとの期間が過ぎましたが、その間に福岡は6月にファビオペッキア監督が家庭の事情で急遽退任(現在はU-23のユベントス監督)。後任にはヘッドコーチを務めていたクラブのOBでもある久藤清一さんが就任します。以降3連敗と2連敗が1回ずつで大きな連敗こそ喫していませんが、ペッキアさん体制時も含めて今季は1度も連勝ができておらず、現在は勝ち点35の18位で残留争いを強いられています。

変化と不変

ペッキアさんの頃はしっかりボールを持って主導権を握ることで攻撃的にふるまうチームを目指していて、実際そのような印象もありましたが、久藤さんが就任以降はどちらかというと、シンプルなボールを前線へ送りそこで収めるなり、セカンドボールを拾うなりして素早く攻める印象へ変わったように見えます。
決して丸っきりポゼッションを放棄したわけではなくて、繋ぐ時はしっかり繋ぎますが、ポゼッション率の1試合平均はペッキアさん体制時の53%から久藤さん体制では47%に微減し、支配率で相手を下回る試合も約3割から6割強に増えています。


ボールを持つ、持たないという部分から攻撃のやり方も変化があり、さらに久藤さんになってからシステムもそれまでの4バックから3バックへ基本の形が変わっているのですが、そんな中でも序盤戦から変わらずに脅威となっているのがサイド攻撃です。 前回対戦時のプレビューでは石津と松田を警戒すべき選手として挙げて、石津は夏に大ケガを負ってしまい離脱中ですが、松田はシステムが変わってからもシャドーで攻撃力を発揮しています。ここ2試合は欠場しているので今節の動向も不透明ですが、出場するとなれば気をつけなければいけないでしょう。
また、新たにこの夏神戸からレンタルでやってきた初瀬にも十分に注意しなければいけません。東京五輪世代の選手ですがすでにA代表経験もある有望な選手であり、両足から繰り出される質の高いキックはセットプレーでも威力を発揮します。
福岡は全ゴールにおけるクロスからの比率がリーグでも断トツに一番だそうで、データからもサイド攻撃が得意なのはハッキリと示されています。しっかり準備しておきたいところです。

あわよくば前の方で取り切りたい

守備は基本的に5-4-1でしっかりブロックを作って守っています。前々節の琉球戦では立ち上がりだけガッとプレスをかけることもあり、一時的にそういうシーンもあるみたいですが、ベースはしっかり構えている印象です。
構える際は当然全体をコンパクトにするわけですが、とにかく中を締めたいという意識が強くあるのか、5-4-1の4の両サイド(攻撃の際はシャドー)の選手がかなり絞っていて、かなり横を圧縮しているようにここ何試合かを見て感じました。
それから、縦もコンパクトにしてはいるのですが、DFと中盤のライン間はそれなりに通されているシーンが見受けられました。横が強く圧縮されているので、SBがある程度高い位置まで持ち出してそこから斜めの楔をそのライン間に差し込むという形は他チーム同様に新潟も狙っていきたいところです。

また、福岡はシステムが変わり、シンプルなボールを前線へ送ることが中心になるといったやり方の変化も影響してなのか、繋ぐ場面でもビルドアップの形はそれほどうまくいっていないように見えました。
ボランチには鈴木と現在新潟からレンタルで行っているマサルというリーグでも屈指のゲームコンダクターが揃っていますが十分に活かせているようには感じません。今節マサルは契約のため出場できないので必然的に選手は入れ替わるわけですが、新潟としては前節のようにレオとシルビが相手のボランチを監視しつつ、隙を見つつSH(新太や至恩)が3バックの両脇の選手へプレッシャーを掛けてじわじわ追い込んでいく形で守れればいいのかなと思います。
シンプルに3バックから長いボールを蹴ることが中心と考えれば、基本的にはセカンドボール争いが肝になってくるわけですが、できればこの前線からじわじわ追い込む形で奪えたり、中盤で引っかけられたりできればベストなのですが、はてさて、当日どうなるでしょうか。

やり切ろう

最後に付け足しとして、今シーズンの福岡はシュートが枠に飛ばないという課題を抱え続けているようです。
危険な位置に入られたり、シュートを打てる体勢に持ち込まれたりしたとしても、最後まで体を付けるとか、ボールに足を伸ばすとか、基本的なことではありますがそういう部分で最後まで妥協しないことが、入るはずだったゴールを防げる可能性を生み出すかもしれないので、いつも以上に最後までやり切ってほしいと思います。

福岡は前節のアウェー大宮戦が台風のため延期になり、多少いつもと違ったスケジュールで2週間ぶりの試合となるみたいですが、まあ正直それが今節に何か影響するということはほぼないでしょう。

残留争いに加え、今季のリーグ戦ではホームで2勝(レベスタに限って言えば1勝)しかしてないことも大きな発奮材料として強い気持ちを入れて臨んでくるのは間違いないはずです。それに負けないように、それを上回る熱を持って勝ちに行きましょう。

くりはら
くりはら
鳥屋野潟ほとり出身のアルビレックス新潟サポーター。海外はアーセナル推し。Jリーグ、海外、2種、3種、女子、その他、カテゴリーは問わずサッカーが好き。ラジオも好き。某坂道グループもちょっと好き。

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