限定ユニフォームとデザイン①

限定ユニフォームとデザイン①

デザインの視点からフットボールを読み解くコラム、「フットボールとデザイン」。第5回の今回は限定ユニフォームをテーマに掘り下げてみようと思います。ひとつの記事では紹介しきれないほどすでに発表されています!今回はひとまずパート①です。

『限定ユニフォーム』とは?

『限定ユニフォーム』とはなんぞや、と疑問に思う方もいるかもしれませんので改めて説明します。
『限定ユニフォーム』とはシーズン通して着用する通常のユニフォームとは別に制作され、限られた試合でのみ着用するユニフォームのことです。
我がアルビレックス新潟で例を挙げると、2017年の夏季3試合限定で着用したこのサマーユニフォームがまずひとつ。

そして2018年の本間勲選手の引退試合で着用したこのユニフォーム。

この2種類がアルビレックス新潟における『限定ユニフォーム』です。特別感があって良いですよね。ついつい財布の紐も緩みます。

限定ユニフォームを作るワケ

通常のユニフォームがありながら、敢えて限定ユニフォームを作る理由は何でしょうか?
さっきの段落でも少し触れましたが、大きく分けて ①特別感の演出 ②貴重な収入源 だと考えます。

①特別感の演出

限定ユニフォームを着て試合することをホームゲームイベントのひとつとして組み込むことで、普段の試合ではない特別感を演出することが出来ます。もしかしたらこの限定ユニを見てみたい!という理由でスタジアムに来てくれる人もいるかもしれませんね。とても大切です。

②貴重な収入源

もしその限定ユニフォームを販売する場合、それは貴重な収入源となります。正直ユニフォームは安くありませんよね。アルビレックスの例を挙げると、ボディに背番号を付けたら約20000円。かなり大きい、貴重な収入源です!

2019年の限定ユニフォームは?

5月28日現在、アルビレックス新潟の2019年の限定ユニフォームはまだ発表されていません。
今年も発表されるでしょうか?楽しみに待ちましょう!

他クラブのようす

他のJクラブを見てみると、もうすでに多くのクラブが発表しています。今回は7クラブをズズイと紹介します。

横浜F・マリノス
横浜開港160周年を記念した限定デザインのスペシャルユニフォーム。5月26日のジュビロ磐田戦で着用しています。

これはコロンビア代表などと同じキットの色違いバージョン。ネイビーの生地に赤い胸スポンサーロゴが映えてかっこいいですね。

湘南ベルマーレ
毎年恒例の七夕記念ユニフォーム。なんと今年で13年目!6月30日のセレッソ大阪戦と7月14日のヴィッセル神戸戦にて着用される予定です。

こちらもネイビーでシックに決めています。スポンサーマークも全て同じ色に揃えてあって、文句なしにカッコいいです。
ちなみにJリーグで初めて限定ユニフォームを導入したのは湘南ベルマーレのこの七夕ユニフォーム。限定ユニフォームにも歴史ができつつあるんですね。

名古屋グランパス
夏のイベント『鯱の大祭典』に絡んだ名古屋の限定ユニフォーム。なんとファッションブランド『BEAMS』とのコラボモデルです。7月20日のガンバ大阪戦、8月10日の川崎フロンターレ戦、8月24日の横浜F・マリノス戦、8月30日のFC東京戦で着用されます。

シャチですね。GKユニなんてそのまんまシャチですね。これはかなりかわいい!さすがBEAMS。押さえどころが素晴らしい。

サガン鳥栖
母の日を翌日に控えた5月11日のガンバ大阪戦で、レディースデーとして限定ユニフォームを着用していました。

ほぼ同じデザインのユニフォーム風Tシャツも来場者全員にプレゼントと大盤振る舞い。通常のユニフォームと違うのは、背中スポンサーの位置に『DAZN』が、鎖骨スポンサーの位置に『Football Online Store』が入っている点。一試合限定のスポットスポンサー的な感じなのでしょうか?しかも『Football Online Store』は調べても何もヒットせず……謎です。誰か教えてください。

松本山雅FC
2016年に制定された『山の日』を記念した限定ユニフォームです。今年で4年目。 7月13日のジュビロ磐田戦、7月20日のサンフレッチェ広島戦、8月18日の名古屋グランパス戦、8月31日の大分トリニータ戦で着用されます。

白緑の太いボーダーを採用した1stユニフォームより緑強めのシンプルでカッコいいデザイン。これが1stでも良かったのでは…?


ジェフユナイテッド千葉
毎年エッヂの効いた限定ユニフォームをリリースしているジェフ千葉。今年は市原市と千葉市の湾岸に広がる「工場夜景」をテーマにした限定ユニフォーム。8月10日の愛媛FC戦、8月24日のヴァンフォーレ甲府戦、10月6日のモンテディオ山形戦で着用されます。

今年もカッコいいですねー!フクアリから見える工場地帯をユニフォームに落とし込むアイディア、素晴らしいと思います。

清水エスパルス
清水港開港120周年記念の限定ユニフォーム!伝統の地球儀柄が復活です。7月20日のFC東京戦、8月10日の松本山雅FC戦、8月17日の北海道コンサドーレ札幌戦、8月31日の鹿島アントラーズ戦で着用されます。

毎年超ドSシリーズとして黒いサマーユニフォームをリリースしていた清水エスパルス。今年はもしかしたら、そっちは無いのかもしれませんね。
またサプライヤーのPumaは、Pumaのキットを使用しているクラブで共通テーマの限定ユニフォームを制作していました。有名なものだと2017年のSTEP OUTシリーズ。なんと世界中の23クラブで展開されました。次回で紹介しますが、同じPumaを採用しているジュビロ磐田やセレッソ大阪も、今年はそれぞれ全く別のコンセプトで制作しています。ちょっと残念!?

おわりに

ひとまず今回はここまで。来週はパート2を更新します。このコラムでは、公式戦で着用した、またはする予定のものを取り上げます。来週もお楽しみに。限定ユニフォームって本当にクラブの個性が出ていて面白いですよね。僕たちも選手と同じものを着て、ガンガン応援していきましょう。

ニラサワ
ニラサワ
長岡出身東京在住のアルビレックス新潟サポーター。2019年シーズンより、アウェイゲーム限定サポーターズフリーペーパー『AlbiWAY』の編集長もやってます。最近読んだおすすめマンガは『違国日記』と『とんがり帽子のアトリエ』。

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