【AlbiWAY】ビッグスワンが生まれた日のこと by えりか

【AlbiWAY】ビッグスワンが生まれた日のこと by えりか

ビッグスワンが20歳を迎える。今や新潟にスワンがあって当たり前になったけど、20年前のオープン時はどんな雰囲気だったんだろう?今回も当時を知るサポーターに教えてもらった。
ビッグスワンでアルビレックスが初試合をした『こけら落とし』は、2001年5月19日京都戦。大分サポーターのMさんは「大分スタジアムのこけら落としを前に、新潟を偵察に来た」そうだ。新潟サポに知人がいることからゴール裏集団の最後尾で応援していたが、みるみるうちに周りに人が増えてきたそうだ。当時はビッグスワンを観に来ただけの人ばかりでは?と聞くと「ハーフタイムになると観客が売店に駆け込み、レプユニやTシャツを着て戻ってきて、どんどん増殖して壮観だった」と振り返ってくれた。人々は『新潟』を名乗るスポーツチームに心を奪われたのだろう。その日の観客は3万人超。前年の平均観客動員数の8〜10倍もの人がわずか1日で集まったという、とんでもない記録だった。

初日から早速、コレオグラフィに挑戦したサポーターがいた。ビッグフラッグ作成に向けて活動していたOさんや有志の人々は、募金を集めるために用意した告知チラシで「コレオやろう!」と発案。試合当日は観客がかなり入る見込みで、2層目の座席にある「NIIGATA」のモザイクを生かせばコレオ完成、と目論んでいた。しかし当時は『新潟時間』と言われ、観客はギリギリにやってくる。中々2層目が埋まらず、1層目に来ていたNSGの学生たちに移動をお願いし、何とか成功させたそうだ。

新しいスタジアムのオープンは、すべてが順風満帆とは言えなかったとか。Oさんが先述の活動を終えて指定席へ戻ると、自分の席になぜか他の人が座っている。座席案内のスタッフによる手違いがあったらしい。他にも様々なぐだぐだ話があるようだが、ともかく運営面で上手くいかないことも沢山あったようだ。現在のJ2でも歴史の浅いチームの運営面に不安を覚えることがあるが、それは新潟も通った道だったのだろう。

サポーターの活動もスタジアム運営も、ビッグスワンができてからの20年で様々な経験を積んできた。先輩サポーターの挑戦や苦労から学ぶものがたくさんあると感じた。ビッグスワンが生まれた当時を覚えている方は、あの日楽しかったこと、驚いたこと、大変だったことを、ぜひ周りに語り継いで欲しい。いつかウイルス禍が過ぎて、再びビッグスワンに4万人が集まる日に向けて。

この記事は、フリーペーパー“AlbiWAY”のコラムです。続きは紙面でご覧ください。

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